酔人婆爺の音楽東西膝栗毛

初めまして!酔人婆爺(スイート・バージー)と申します。
なんで酔人婆爺(スイート・バージー)かと申しますと、私はローリング ストーンズのファンなのです。
そうなんです、あの名曲「スイート バージニア」のゴロ合せなんです。
酒好きなもんで、良いかなと・・・(笑)

このコラムは酔人婆爺が時々手に入れるアルバムの感想をポチポチと書き込んでいこうかなと思っています。
不定期アップデイトになりますが、よろしくお願い致します。

LINK
STONESの情報を皆様におとどけする為に、最適なサイトを紹介いたしましょう。
三十郎さんが運営する「Bridges To The Stones」です。
今回のSTONES来日では1ヶ月半の間にナ、ナント30万ヒットを記録した代表的ファンサイトです。
酔人婆爺も毎日チェックしています。彼らに興味がある方は是非アクセスしてくださいね。
 

Stonesツアーでバックボーカルを担当しているリサ・フィッシャーさんの
熱烈ファンサイト「リサ・フィッシャー驚愕の奇跡を追え!」です。
このコーナーは皆さんとご一緒に作っていきたいと思いますので、応援・ご協力をお願い致します。


三十郎さんが運営する「Bridges To The Stones」のBBSが方式変更するにあたり
好評(?)だった「STONES最高!!!」スレッドを移転させていただきました。
みなさんも気軽に書き込んで交流してくださいね。
12月3日にサーバー不調の為、新サーバーへ移転しました。


「STONES最高!!!」BBSの花形ライター、
「路傍の石」さんの好評連載カキコ「ろーさんの毎日」です。
味のある文章をご賞味ください



2004年はコチラ・・・
2002年に紹介したアルバムはコチラ・・・

2003・12・31
月日が経つのは早いもので1年がアッと言う間に暮れてしまいました。
今年はSTONES来日を機に多くの方とネットでのお付合いが始まり、音楽ネタを色々教えていただいたり、LIVEにご一緒させていただいたり、今までの暗い(笑)音楽人生に一筋の光が射した1年でしたねぇ。
で、今年を締めくくるアルバムはコレ、酔人婆爺お気に入りのKING SUNNY ADEです。
昨年から彼のバックカタログのリイシューをアレコレ入手してニコニコ顔の酔人婆爺でありますが、74年に自らのレーベルSunny Aladeを起こすまで在籍していたAfrican Songsレーベルの1枚目のアルバムを今年神戸で奇跡的に入手し、「こりゃ、何かイイ事があるかも??」と思っていました。
そして驚いた事に今年、そのAfrican Songsレーベル時代の音源を集めたCDが2社から一挙に5枚も発表されたのです!こりゃ、もはや事件ですよね。
1枚はShanachieから「THE BEST OF THE CLASSIC YEARS」
他の4枚は本家African Songsから「OMO WUNMI」「SYNCRO SYSTEM MOVEMENT」「DR. SEHINDEMI」「OROT' ONLO」です。
音質はShanachie盤は素晴らしいマスタリングですが、African Songs盤は針音が聞こえるような・・・
これらのCDは1枚のCDの中に複数のアナログアルバムからセレクションされています。African Songs盤にはオマケ(?)としてシングル曲が何曲か入っています。
FOREST-BEATを運営しておられる森砂里詩氏の資料によるとこのシングル曲には今まで存在が知られていなかった激レア曲も含まれています。
これら5枚を揃えることでAfrican Songs時代の12枚のアルバムの内、VOL.2、5、10、11、「SYNCRO SYSTEM MOVEMENT」の5枚のアルバムは全曲がCDで聴けるようになりました。
全く音源が含まれていないVOL.1、8以外はアルバムの断片(主にアルバム片面)が聴けます。
しかし、どうしてアルバム単位のリイシューが出来ないのでしょうか。
2枚のCDに同一アルバムのAB面が別に収められているのです???
今後もリイシューが進むと思うのですが、録音順にきちんと整理して出して欲しいですね。
今回、これらのリイシュー盤を聴いて、ここまで遡って聴くならADE以前のJUJUも聴きたくなってきました。
70年代のJUJUスターだったエベネザー・オベイのアルバムは数枚所有していますが、それ以前のI.K.ダイロやトゥンデ・ナイティンゲイルのアルバムは聴いた事がありません。来年はROOTS OF JUJUを探る旅に出掛けようと思います。
と言ってもナイジェリアに飛び立つのではなくて、ネットで探すだけですけど(笑)

今年1年、酔人婆爺の拙い文章(?)に御付合い下さいましてアリガトウ御座いました。
来年はどんな素適な音楽に出会えるのでしょうか、思うだけでもワクワクしますよね。
それでは来年もよろしくお願いいたします。
んじゃ、またねぇ!!

THE BEST OF THE CLASSIC YEARS

OMO WUNMI

SYNCRO SYSTEM MOVEMENT

DR. SEHINDEMI

OROT' ONLO

2003・12・4
全国のロバート・ランドルフふぁんの皆さん、今晩は!
いやぁぁぁ!目出度いですねぇ、今回のロバート・ランドルフ&ザ・ファミリー・バンドの初来日。5月にはロバート・ランドルフ単独公演(といってもブルース・カーニバルでの出演ですが。)があったものの待望のバンド初公演です。
以前にロバート・ランドルフのデビューアルバムを取り上げた時に、「くれぐれも東京だけ、なんて事にならないよう呼び屋さん、よろしくお願いしますよっ!」と書いたのが呼び屋さんの心を打ったのか(笑)東京・名古屋・大阪の公演です。
ところが関西在住の酔人婆爺、東京公演に参加するんです。ナンで??
LIVEのついでに、参加しているBBSの多くの友達と会う為に上京いたします。実はコッチの方が楽しみだったりして・・・・あ、嘘・嘘(汗)
冗談はさておき、田舎住まいの酔人婆爺は初来日公演に参加する事なんか殆どありません。今まででもS&G、PRINCE、ROLLING STONES、JAMES BLOOD ULMER(知ってる?)の4組しかありません。初来日って特別な想いがありません??ワクワク感が凄いですよね!
しかも今回参加するのは12月9日の初日なんです!
彼の公式HPのTOPページには日の丸がデザインされ、JAPAN TOURに賭ける彼の熱い想いが伝わってきて嬉しくなってきます。
http://www.robertrandolph.net/
また最近の公演での演奏曲目もアップされています。それによると・・・
Setlist 10-30-03 The Moon - Tallahassee, FL
Salsa
Going In The Right Direction
Shake Your Hips
The March
Pressing My Way
Purple Haze
I Don't Know What You Come To Do
People Get Ready
Nobody
Papa Was A Rolling Stone > Sweet Dreams > Papa Was A Rolling Stone
Isn't She Lovely
Squeeze

ENCORE:

Why Should I Feel Lonely
Voodoo Child
如何です??結構カバー曲も演っているのですが、カーティス、テンプス、スティービーは嬉しいカバーですよね、テンプスふぁんの酔人婆爺としてはPapa Was A Rolling Stoneは是非聴きたいです。しかし、スティール・ギター界のジミ・ヘンドリックスと言われているからと言ってPurple Haze、Voodoo Childまで演ってるとは!
前回も書きましたが、ジミヘンと言うよりはデュアン・オールマンの方が近い気がするんですが。特に1stに収録されていたThe March、イントロの音色なんてモロ・デュアンですよね、大好きですよ。
現在の音楽界で数少ない「直球だけで三球三振が取れる」ミュージシャンの一人だと思います。
このままスクスクと真っ直ぐに育って欲しいです、って老婆心(笑)。
で、待望の2ndアルバム「UNCLASSIFIED」です。
先ず、全曲で47分というのがグッドやね、最近はCDの収録時間が長いのを好いことにダラダラと昔ならボツ、みたいな曲を入れたり、ボーナスと称して間延びさせる風習が蔓延っている中、流石ロバート・ランドルフ、エライでぇ!!曲も粒揃いの47分です。
今作は全曲オリジナル、歌モノ多し、といった所が特徴でしょうか、酔人婆爺懸案であったドラムの音も前作よりは大分マシですねぇ(もうちょっとズシンとくる方が・・・)
全体の印象も前作よりも、トッ散らかった感じでバラエティ感が出ています。
しかし、旬のミュージシャンの作品って熱いですねぇ!

んじゃ、東京でお会いしましょう!!

2003・11・30
ウレシイ再発です!
JOHN LITTLEJOHN & CAREY BELL: The Blues Show! Live At Pit Inn 1981
5・13に紹介した「来日ブルースマン全記録」オマケCDの中でお気に入りだったJohn Littlejohnですが、CDを注文すると、有ろう事か廃盤だったのです。
ところがレココレ10月号の広告で再発されたのを知りました。嬉しかったですねぇ。
オマケCDに収録されていた「Kiddeo」が良い出来だったので、本編も期待できると思っていましたが、それ以上の出来でした。
うまく表現できませんが、酔人婆爺が望むBLUESのすべてがこの1枚に詰まっています。
「人生エエ事バッカや無いけれど、よっしゃぁぁぁ、明日も頑張るでぇぇ!!」、そんな前向きなBLUESが好きなんですよね。
看板の1人JOHN LITTLEJOHN は音楽一本で生活しているのでは無くて定職を持ちながらの二足のわらじ、だそうです。ちなみに彼は自動車の修理工だそうですよ。
バンドも固定されているのではなくって、ツアー度に寄せ集められるようです。
そんな環境にいるミュージシャン達ですが日本の観客に上手く乗せられたのでしょうか、素晴らしい演奏を繰り広げています。
LIVEは水モン、酔人婆爺はそう思っています。同じ曲目でナン日間演奏してもその日によって違ったLIVEになる、そうですよね。
地方に住んでいるので、年間に1回くらいしかLIVEに参加出来ません。
東京では連日連夜、世界の一流ミュージシャンのLIVEが繰り広げられています。エエナァァァ。
もちろん「当たり」のLIVEばかりではないでしょう、しかし耳は肥えますよね。
酔人婆爺は耳は肥えませんが、からだが肥えてしまいました(爆)

それとブックレットに載った写真が素晴らしい!
大熊一実氏の撮影なのですがナンとも言えない好い味を醸し出しています。
氏の素適な写真は酔人婆爺所有のアルバム「THE BLUES SHOW! LIVE AT PIT INN/LOWELL FULSON with LEE ALLEN」でも見ることが出来ますが、このJOHN LITTLEJOHNの写真は絶品です。
また、前述の「来日ブルースマン全記録」でも記載はありませんが氏の写真が多く載っているハズです。
ここに掲載したのはピンボケなジャケ写で申し訳ありません、是非お買い求め頂きその素晴らしさを味わって頂きたいものです。裏ジャケ写真のアイコンタクトをとるJOHN LITTLEJOHN & CAREY BELL、ええわぁぁぁ。
ホンマにJOHN LITTLEJOHN & CAREY BELLの御2人さん、エエ味出してます、BLUESやねぇ、
JOHN LITTLEJOHN はこのLIVEから13年後の94年4月に死去、享年62才でした。合掌。

んじゃ、またね。

2003・11・22
今月は大仕事がありまして、とても「音楽膝栗毛」の更新は無理やなぁ、と思っていましたが、ちょっと一段落ついたのと、素晴らしいCDが手に入ったので更新させていただきます。
Pヴァイン・レーベルが贈る「RETURN OF JAZZ FUNK」シリーズです。
これはグルーヴ・マーチャントという「ソウル・ジャズ」の名門レーベルの作品を紹介するシリーズなのですが、今回はその内の2枚を入手いたしました。これが本当に凄いんです!
O'DONEL LEVY「EVERYTHING I DO GONNA BE FUNKY」 
RAMON MORRIS「SWEET SISTER FUNK」 
このシリーズ、CDケースがまた泣かせるんです、ナンとCDトレイが真っ黒なんですよぉ(爆)。
音楽もケースも真っ黒っていう趣向ですね、イイゾ!Pヴァイン!!
「EVERYTHING I DO GONNA BE FUNKY」ですが、ナンと言ってもジャケットでしょう(爆)、素晴らしい過ぎる!!これで買わなきゃブラック・ミュージック・ファンとちゃいまっせ、みたいな必殺のジャケです。
彼が鷲掴みにするのはオネ-ちゃんのお尻だけではありません、このアルバムを聴いた全てのファンキィ・ファンのハートも鷲掴み!!アナログA面にあたる4曲が特に素晴らしいのですが、ストレートなファンキィではなく、グチョグチョなファンキィなんです、ってよく分かんない表現で申し訳ないのですがエフェクターを通して発せられる彼のギターの音色はチョット変(?)。特に2曲目「MARBLES」、グルーヴがうねってまっせ!!酔人婆爺が大好きなビリー・プレストンの名曲「WILL IT GO ROUND IN CIRCLES」をカバーしているのも◎です。
しかし惜しむらくはメロウ風味が横行するアルバムB面にあたる(であろう)5曲目以降がチョット弱い。ギターの音色もフツーっぽいし。
アルバム1枚、変態風味満載のA面からのようなサウンドだったら大傑作やったのになぁ。

「SWEET SISTER FUNK」、ジャズ・メッセンジャーズ出身のテナー奏者、ラモン・モリスの唯一のリーダー作です。男気あふれるファンキィが全編から発散されます。良いわぁ、コレ!
と、オビのタタキ文句にも「男気溢れる必殺のキラー・ファンク満載」って書いてありました(笑)、思うことは皆同じかな。
それとサイドメンではベース担当のミッキィー・ベースが凄い!全編腰のあるグルーヴを弾き出しています。この2人がガップリ四つに組んでナンとも言えないコクのある、スカッとしたファンキィ・ジャズを演奏しているのですよ。
こんな実力があるのに2枚目が出せなかったところに、亜米利加のショービジネス界の厳しさを感じます。
これからの季節、体のなかからホカホカしそうなサウンドです。
人生でたった1枚のアルバムを残した(生死不明ですが・・)男の情熱は30年経った今も少しも褪せることなく我々のハートを直撃してくれます。
んじゃ、またね。

「EVERYTHING
I DO GONNA BE FUNKY」



「SWEET SISTER FUNK」

2003・10・31
さて、今回もネット友達から入手したアルバムを紹介いたします。
関東在中のその方(仮にRさんとしておきます)は熱烈な阪神ファンでして、この度の日本シリーズも3,4戦観戦の為に甲子園を来られました。その2戦共サヨナラ勝という最高の結果でした。最終的には日本一に成れなかったわけですが、白熱したシリーズだったと思います。
で、Rさんは阪神だけではなく、音楽にも造詣が深く、とりわけ黒人音楽を得意分野にしておられます。
で、大阪で出会った際に「おみやげ」としてゴスペル、ブルーズのRさん推薦アルバムを各種頂きました。
その中の1枚が今回紹介するThe Steeles「HEAVEN HELP US ALL」だったのです。
なんせゴスペルって殆ど聴いた事がない酔人婆爺ですが、このアルバムの素晴しさには一発でノックアウト!!
ゴリゴリ(?)のゴスペルではなくって、まるで洗練された極上のR&Bのようです。
と、思いながらライナーを読むとナント!PRINCEの3枚のアルバムで共演しているではありませんか!
プリンスが90年に発表した「グラフィテイ・ブリッジ」というアルバムにはメイヴィス・ステイプル、ジョ−ジ・クリントン、タイムなどが客演していますが、The Steelesがバック・コーラスで参加しているのでした、へぇぇぇ!
今、ブックレットでチェックすると彼らが参加しているのは「MELODY COOL」「 STILL WOULD STAND ALL TIME 」の2曲で「MELODY COOL」はメイヴィス・ステイプルがリードヴォーカルをとっているトッテモ素晴らしいファンク・チューンです。
それだけではありません、91年「ダイアモンド&パールズ」では「WILLING AND ABLE」(東京録音!)、92年「シンボル」ではハイライト曲の「THE SACRIFICE OF VICTOR」に参加しています。
いやぁぁぁ、まったくノーチェックでした。The Steeles の皆様、申し訳ありません!
92年に発表されたこの「HEAVEN HELP US ALL」でもプリンスは1曲提供していますよ。
92年以降のアルバムもチェックしましたが、The Steelesとプリンスの蜜月時代はこの3年間だったようです。
という事はこの時期のプリンスの音楽の或部分はThe Steelesのような洗練されたゴスペルフィーリングを必要とした、という事が言えるのではないでしょうか?
プリンスとしては評価の低い時代のアルバムですが、それは革新者としての彼を追い求める我々の評価であって、今一度冷静(?)な耳で聴き直してみるとプリンスとしては凡作なんだけれど、一般レベルから聴くとヤッパリ凄い!とも言えるような・・・
え?凡人のプリ様なんか聴きたくないって?失礼しましたッ(苦笑)。

話しをThe Steelesに戻しますが、4人の兄弟姉妹からなるコーラスワークは掛値なしに素晴らしいく、アカペラ風アレンジではもうウットリ聞惚れてしまいますね。
「オレって優しい人に成れるかも??」なんて勘違い妄想が頭をよぎる瞬間が何回かありますよん(笑)。

んじゃ、またね。

2003・10・13
さて今回は酔人婆爺が大好きなスワンパー、
DON NIXのLIVEアルバム「ALABAMA STATE TROUPERS/ROAD SHOW」を紹介いたします。
タイトルがDON名義に成っていないのは、内容がDON組総決起大会のようなアルバムだからで、ジャケットもDON、Furry Lewis、Jeanie Greeneの顔写真が載っています。
アナログ2枚組なんですが、A面はDONお気に入りのブルーズマンFurry Lewisのトーキング・ブルーズが収録されていてイイ感じのオープニングです。
売れ線狙いでいくなら、こんな構成にはしないでしょうが酔人婆爺はとても気に入っています。
B面から御待ちかねDON NIXが登場して目くるめくスワンプ・ロック大会の始まりです。
Jeanie Greeneのボーカルもイイ感じですが、1曲リードボーカルをとるCarolyn Watkinsのシャウトが素晴らしいです。
バックコーラスもワイワイ・ガヤガヤしているのですが、この「一糸乱れず」というには程遠い「ワイワイ・ガヤガヤ」こそ、スワンプコーラスの真髄であると思っています。
一人一人の個性が丸出しで迫ってくるようなスワンプ・コーラス、とても高揚感があって聴いていてもワクワクしてきますよね。

かつて70年代にNHKには不定期で放送される「ヤング・ミュージック・ショウ」という洋楽LIVE専門の番組がありました。
その頃、動くロックミュージシャンが観れる唯一の番組だったように記憶しています。
この内容が凄かったです。
コレを観てSTONESにハマッタ方は数知れづと言われる76年パリ公演、
ポンペイの廃墟で演奏するピンク・フロイド、
オーケストラと共演する真っ白なスーツがカッコよかったエルトン・ジョン、
そして、シェルター・ピープルの連中とスタジオLIVEを繰り広げるレオン・ラッセル!!!
その頃はレオンがスワンプのカリスマだとは知る芳も無かったのですが、シェルター・ピープルの「ワイワイ・ガヤガヤ」にナンだか分かんないけど、凄い!と思った酔人婆爺少年でありました。
ジョー・コッカー「マッド・ドッグス&イングリッシュメン」しかり、
バングラディッシュ・コンサートしかり、
もちろんレオンのLIVEしかり、
スワンプのLIVEの鍵は「ワイワイ・ガヤガヤ」にあり、と酔人婆爺は思っています。

このアルバムはJEFF BECKの演奏で超有名な「Going Down」で大団円を迎えます。
スタジオ・アルバムでは幾分軟弱ヘロヘロ声なDONですが、ここではノリノリ(死語?)なロッカー気質を丸出しにして頑張っています。
誰にでも胸を張ってオススメできる名盤か、と言われると「????」なんですが、このDONの体臭が好きな方にはたまらなく愛着の湧く名盤だと言切ってしまいましょう。
最後に、このアルバムを入手するにあたり、ネット友達のろーさんに大変御世話になった事を付け加えておきます。サンキュー、ろーさん!!
んじゃ、またね。

2003・9・29
はじめに御断りしておきます。
今回はジャケ買いです。これAVのDVDとちゃいますよ(笑)
SEBASTIEN LEGER「KING SIZE」です。ウ〜〜ン、KING SIZE・・・納得のジャケですねぇぇ
これをレジに持っていく時、これだけでは恥ずかしいので、他にもCD買ちゃいました(爆)。
え?ナニを買ったかって?
スワンプ系2枚ですが、我ながらムチャクチャなラインナップやねぇ。
ハウス・テクノのCDとスワンプ(デラニー&ボニー、ロッド・テイラー)を買う奴が何処におんねん(苦笑)
実は酔人婆爺はハウスとかテクノなどの音楽にもチョッピリ興味があるんです。
そりゃ本気で追いかけるようなコアなファンでもありませんし、クラブといってもウチの田舎じゃ、タガログ語を話すオネーちゃんにいる呑み屋の事です(また爆)。
年に数回、都会の大型CD屋に行く機会があるのですが、その時に試聴して買うんです。
ですから、この手のCDはプレイヤーがどこのドナタか全然知らない方が多いのです。
ですから、SEBASTIEN LEGERさんの事はナニも知りません(苦笑)。

この手のCDは家庭のステレオ環境で鳴らしても、ナンだか余所余所しい音しか出してくれません。
実は会社に秘密兵器があるのです。
数年前、近くのショッピングセンターが改装を行いました。
その時にCD屋も改装したのですが、ナニを思ったのか店で使用していたスピーカーを廃棄したのですよ。
これが素晴らしいスピーカーでして、直径30センチ程度の球系の360度全方位型なのです。
偶然これを入手(拾った?)酔人婆爺はまるで桃太郎の入った桃を取り扱うように大切に大切に持ち帰りましたとさ。
で、この桃太郎スピーカーでガンガン鳴らすとア〜ラ不思議!
その音楽の正体を露にしてリズムが正に襲い掛かってくる感じ、そう会社が即席「クラブ」に早代わりするのでありました。
先ほども会社で聴いていたのですが(もちろん夜ね)、低音出まくりで「こりゃ、凄い!!!!!」ってな感じです。家庭に持って帰って聴くと先ほども書いたように「ちょっと違うなぁ」。

え?内容??
イケイケ(死語)です、アッパーです、しかし、それだけでないSOMETHINGを感じますね。以上!
それだけ?
いや〜〜、この手の音楽を語るに相応しい言葉を持ち合わせていないので、ナンといって表現していいのか分かりません(笑)。
でもこの手の音楽を聴くとナゼか創造力がムクムクと湧き上がって来るのです。
ナニかやろう、そんな気分の高揚感にピッタリの音楽だと思いますよ。
よ〜〜し!頑張るぞぉぉぉ!!!
んじゃ、またね。

2003・9・20
今回は思い出話から始めたいと思います。もう30年以上も前の話です。
親戚のおじさんが小学校の卒業祝いにシングル盤を買ってあげるって言うんです。
喜び勇んで近所のレコード屋にいきました。
散々迷った挙句、1枚のシングル盤を選び出しました。
シカゴの「クエスチョンズ67/68」でした。
ところがダメだって言うんですよ、おじさんが。
そのジャケットは墓地にたたずむ軍服姿のメンバーの写真だったのです。
学校の先生だったそのオジさんはきっとそんなジャケット写真が気に食わなかったのでしょう。
もう1枚買えって言うんですよ、
で、当時毎週楽しみにしていたTV番組「俺は男だ」の主人公役をやっていた森田健作の「友達よ泣くんじゃない」をカップリングで買ってもらったのでした(爆)。
小学校の頃、このおじさんに本を買ってもらった事がありました。
欲しかったのは江戸川乱歩「怪人二十面相」、もちろん「ダメ」です、
で、この時のカップリング本は「昆虫観察図鑑」でした・・・
おじさんが視察で亜米利加へ行く時に「御土産はナニがいい??」と尋ねられました。中学校二年生の酔人婆爺が頼んだ御土産は・・・
ROLLING STONE誌と、ナンでもエエからROCKのレコード。
買ってきてくれたんです、ROLLING STONE誌!!
表紙がグレッグ・オールマンのその号は日本版ROLLING STONE誌でも出ました。
亜米利加版は73年11月6日号、日本版は74年2月号です。
今も酔人婆爺の大切な、大切な、お宝なんですよね。
え?レコードはナニを買ってきてもらったのかって?
THE SUTHERLAND BROTHERS&QUIVER「LIFEBOAT」です。
もちろんロックなんて全然縁のないおじさんですが、現地レコ屋のオススメという事で購入されたようです。
けっこうキャッチーなメロディの曲が多くて洋楽小僧の酔人婆爺、一発で気に入りました。
しかし、THE SUTHERLAND BROTHERS&QUIVERがどんなバンドなのか、当時は知る良しもありませんでした。
その全貌(?)を知ったのはナント今から数年前の事だったのです。
THE SUTHERLAND BROTHERSは73年に4人組のQUIVERと合体して亜米利加オンリーでこのアルバムを発表したのでした。
内容はTHE SUTHERLAND BROTHERSが72年に発表した2ndアルバムから数曲を再録、新曲を4曲加えたアルバムだったのです。
アーティストロゴだけを変えて、印象的な「LIFEBOAT」ジャケットはそのままです。

ここまで知るのに30年、ふぅ〜〜、感無量です!

今回は今月神戸でシカゴの初期のシングル盤を6枚もゲットしたので、シカゴについて想い出を書くつもりでした。話がこんなに脱線するとは!
でも酔人婆爺音楽史の中でシカゴを語る時、おじさんの想い出を忘れる事はありません。
そしてTHE SUTHERLAND BROTHERS&QUIVER「LIFEBOAT」も・・
もう此の世に居ない「おじさん」にこの駄文を捧げます。
なんて言ったら、きっと先生だったおじさんは「こんな下手糞な文章、いらんわ!」って天国で笑ってくれるかも??

2003・8・24
夏の或日、通販で利用しているレコ屋から「オフィシャル盤リスト」が送られてきました。
地方在住の酔人婆爺にとって通販の情報は欠かせません、しかし便利な時代に成ったものですね。
ネット時代になってアルバムの情報量は飛躍的に多くなりました。
しかし、モノが無い(泣)。
かって横浜に住んでいた頃は、輸入盤の新譜情報を雑誌で読んで、その足で買いに行ったものでした。
「今週末は西新宿へ行ってきます。」なんてBBSに書ける方々が心底ウラヤマシイィィィですよね。
でもそんな方々から貴重な情報をいただく事も多く、今やネット無くしては生きていけないほどの充実した音楽ライフを過ごしています(目出度しx2)。

で、その「オフィシャル盤リスト」の表紙に懐かしい名前が。
BOB WELCHです。
大学に入学した1977年に発表された「French Kiss」は、初めて親元を遠路離れて暮らす酔人婆爺の淋しい気持ちにフィットしたのです。曲はPOPなんですが、微妙な甘さがあって、ギターのリフは結構ハード。
ジャケットもセンスが好いんだか、エロっぽいのか、判別つきかねるシロモノでした。
79年発表の「Three Hearts」はレコ屋で試聴したのですが、音もジャケットも「柳の下の2匹目のどじょう」を絵に書いたような作品で購入しませんでした。
ところが同じ79年にもう一作「The Other One」が発表されます。これは良かったですよ、POP風味がより洗練されているのですがAORとは一線を画す、旨味が溢れていました。
酔人婆爺のBOB歴はここまでです。
その後の彼の足取りについてはよく知りません(ゴメンね、BOB)。

今回発表されたのは「2500枚完全限定」「ナンバリング入り」「本人直筆サイン入りスリップケース付き」というコレクター垂涎のアイテム「His Fleedwood Mac Years&Beyond」です。
内容は71年〜74年にBob Welchが在籍したFleetwood Mac時代の彼の作品とソロ・キャリアの代表曲を新録し、新曲を2曲(オープニング&ラスト)加えたものです。
Fleetwood Mac時代のアルバムからは
Future Game71年から1曲、BareTrees72年から1曲、Penguin73年から1曲、Mystery To Me73年から3曲、Heroes are Hard To Find74年から3曲。
ソロ作からはFrench Kiss77年から2曲、Three Hearts79年から2曲。
ブックレットを読むと
All instruments and arrangements performed by BOB WELCH
ありゃ〜〜、低予算一人独演アルバム!!
こりゃハズレかも??という不安が胸をよぎります。
とかろが好い方へハズレでした。
バックトラックがあまり安っぽく無く、けっこうタイトで、BOBのなんだかフワフワとしたボーカルも、好きだったギターも往年のキレを失っていませんでした。
新曲の2曲もBOBの持ち味が滲んだイイ出来です。
聴き込む、といった種類のアルバムではありませんが、たまには落着けるこんなアルバムも捨てがたいですよね。
んじゃ、またね。


直筆サイン


French Kiss

2003・8・10
どのくらいBECKが好きかと言いますと、酔人婆爺の軽バンのフロントには前回来日公演で買ってきたステッカーが貼ってあります。
そのくらいBECKが好きです。大好きなBECKの3年ぶりの新譜「JEFF」を紹介いたしましょう。
「Who Else」から始まった打ち込み路線ですが、ここに極まったのではないでしょうか?
全作の「You Had It Coming」も凄かったのですが、前回のANDY WRIGHT一人のプロデュースから複数のプロデューサーが参加する事によって曲のバリエーションが飛躍的に良くなりましたよね。
ナニナニ、DEAN GARCIA? Apollo440?知らんなぁ、みなさんご存知ですかぁ?
きっとANDY WRIGHTさんの交遊関係からチョイスされた方々なのでしょう、おじさんが日頃聴く音楽とは違う世界が聴けます。でもですね、BECKは今年59才ですよね。そんな彼が我々が日頃聴いた事の無いミュージシャンを起用して、しかも違和感が無いほどにフィットするギターを聴かせてくれる、これって凄い事じゃないでしょうか??
しかも「Who Else」⇒「You Had It Coming」⇒「BECK」と歳を経る毎に密度が濃くなっている事、ただただ驚嘆するしか無いですよね。
ただ、往年の名作「WIRED」「 BLOW BY BLOW」と決定的に異なっているのは、ミュージシャン同士の火花が散るような名人芸の応酬で成り立っている音楽ではナイ、という事です。
機械的なバックトラックに合わせてギターを弾くBECK。
それはマジンガーZにギター1本を持って立ち向かうような野武士の風情があります。
しかしBECKの場合、相手が名人であろうとマジンガーZであろうと、相手の音のテンションが高ければ高いほど実力を発揮できるのだぁぁぁ!!
おっと、柄にも無く興奮してしまいましたが、日頃は人一倍大人しい酔人婆爺をも思わず興奮させてしまうBECKの素晴らしいプレイがコレでもか、コレでもかと繰り出される今回の新譜、傑作だと言い切ってしまいましょう。
ジェフは99年、2000年と立て続けに来日いたしました、もちろん酔人婆爺も2回とも参加です。
しかし、公演内容は残念ながらアルバムの出来を上回るものではありませんでした、精巧に組み立てられたバックトラックの演奏が実際に演奏するミュージシャンの力量を超えてしまったのです。
ようするにアルバムプロダクションが実際の共演ミュージシャンを上回っているんですよね・・・

で、今回も横道ネタを・・・
プロデューサーの一人として参加(実際にはRe-Produced名義)しているDAVID TORN、酔人婆爺はDAVID TORN-MICK KARN-TERRY BOZZIO名義の「POLYTOWN」というアルバムを持っています。
(ROCK+JAZZ)/2?といった、よくワカンナイ内容、でも素晴らしい内容なアルバムです(笑)。
MICK KARNは元JAPANのベーシストですよね。実は数年前、彼は酔人婆爺の地元に来たことがあるのですが、その時チョットだけ立ち話をしました。
「私はJEFF BECKが好きです。私はあなたがJEFF BECKと演奏することを望む。」
「あなたはJEFF BECKが好きですか?」
「YES、YES、YES」
たったコレだけの会話(?)でした(爆)。
しかし、注目してくださいよ、DAVID TORN-MICK KARN-TERRY BOZZIO。
左右の2人はBECKと共演を果たしているではありませんか!
残るはMICK KARN・・・・
実はこの時、GOTA(屋敷豪太)さんも一緒だったのですが、ナント
「オレ、BECKとセッションしたことあるで」という爆弾発言が・・・
これはANDY WRIGHTとのSIMPLY RED繋がり(SIMPLY REDのプロデューサーチームはMICK HUCKNALLとGOTA、ANDYのトリオだった時期があります)から実現したセッションなのかもね。
ますますBECK-MICK KARN-GOTAの夢のトリオ実現の可能性が・・・
BECK先生の事ですから次作はヒョットしてBECK-MICK KARN-GOTAトリオでファンキィなJAZZ・ROCKを演って我々をアッ!と驚かせてくれるかも?
どない??

2003・7・28
さて今回も先月神戸で入手した御宝第2弾です。
某中古レコ屋で通称「えさ箱」といわれるレコードが入ったダンボールを漁る酔人婆爺。
パラパラパラ・・・
チェックするのは「未だ見たことの無いジャケット」かつ「ピンとくるジャケット」です。
美術館を観てからレコ屋廻りを始めて、もう3時間近くなっています。
腰もダルイし、集中力も散漫になりがちです。もう年かナァ・・・
おっ、えさ箱からジャケットを取り出す酔人婆爺。
「未だ見たことの無いジャケット」かつ「ピンとくるジャケット」の発掘です。
ナンだかサイケ調でダークな雰囲気のジャケットです。
裏返してレコード会社名とプロデューサー名をチェック。
ELEKTRA RECORDS
produced by Paul A.Rothchild
来たぁぁぁ、ビンゴ!
60年代末のこの2者のコンビのノン・ヒット・アルバムを探しているのです。
といってもまだ2枚目ですけど(笑)
Paul RothchildのプロデュースといえばDoorsが有名ですが、他にもButterfield Blues Band、Janis(Pearl!)等等60年代末のアメリカン・ロックの大物を育てた辣腕プロデューサーですよね。
しかし、当たりばかりでなく、もちろんハズレもありました。
そんなハズレなミュージシャンのアルバムってナンだか好い味出しているようで大好きなんです。(ただのへそ曲り??)

記念すべきハズレ(?)1枚目は数年前に神戸でゲットしたRhinoceros / Rhinocerosというレコードでした。
サイケB級R&Bな内容が好かったので、この組合せに注目するようになりました。
ちょっと横道ネタなんですが、
98年のレコード・コレクターズ「スワンプ・ロック」特集にAlan Gerber/Alan Gerber Albumというレコードが紹介されていました。で、こう書いてあったのです。
「かつてはライノサラスというしがないバンドのキーボード奏者」
なんやって!このレコード持ってるやんか、そうなんです、そのレコードが「Rhinoceros / Rhinoceros」だったのです。そこで演っている何曲かはAlan Gerber Albumでも再演されていました。
聴き比べてみるとグループ時代に比べるとぐっと泥臭いスワンプになっていて、どちらのバージョンも甲乙付け難い「味」があります。
まったく、レコード同士がどこで繋がっているか分かんないですねぇ。

今回ゲットしたARS NOVA / ARS NOVAもRhinoceros と共通する60年代末の場末の匂いがタマンナイですね。
内容はフォーキィー味のサイケ路線ですが、一筋縄では語れない音なんです。
そんな音が大好きな酔人婆爺でありました。
ARS NOVAは6人組で2枚のアルバムを発表しています。
ARS NOVA (Elektra EKS-74020) 1968
SUNSHINE AND SHADOWS (Atlantic SD 8221) 1969
2枚目は93年にCD化されているようですが、1枚目は未CD化のようです。
しかし、アナログって本当にいいですよねぇ。
ジャケットには華がある、盤は大きくて重量感がある(当たり前か)
今回のARS NOVAはジャケットコンデションはあまり良くありませんが、逆に長年(35年前!!)の風雪にじっと耐えてきた風格を感じます。
やっと酔人婆爺のコレクションに加わって終の棲家を見つけた、そんなレコードの安堵の気持ちが盤からも漂っています。
「ウチに来て良かったねぇ」、愛しいレコに頬擦りをしそうになる酔人婆爺で御座いました。
頬擦りしたくなるようなレコードが一杯欲しいなぁ!
んじゃ、またね。

2003・7・20
酔人婆爺がお気に入りのSSWを紹介いたしましょう。
一般的には無名ですが一部には熱狂的なファンを持つLEWIS FUREYです。
この度、彼の3作目の「THE SKY IS FALLING」が再発されて入手したのを記念しての登場です。
彼を語る時に用いられる賛辞には「デカダンス」「退廃」・・・などチョット危なそうな単語が並びます。
おっとそこの「あなた」、引かないでくださいね。(笑)
大学時代の79年、A&Mロック・スペシャル・コレクションの1枚として発売された「LEWIS FUREY」を聴いて、その素晴らしさに即効でノックアウトされました。
幸いにもこのLPには詳細な対訳が付いており、彼の「詩」を堪能できた事も一層彼に引かれた理由ですね。なんせA面1曲目の出だしの歌詞が
you say you want to rape,rape me bababy
これですよ、おっとそこの「あなた」、引かないでくださいね。(笑)
歌詞の内容の過激さもさる事ながら、素晴らしいのはそのソングライティングです。
例えるならルー・リードの傑作「ベルリン」A面ですね。(B面はちょっと曲調が違うと思っています)
都市の退廃を描いた「ベルリン」、この作品にタンゴ・シャンソン・ワルツなどの香辛料を絶妙にミックスしたのが彼の音楽なのです。一度聴いたその日から、もう「あなた」は彼の音楽の虜・・・
ルー・リードをもっと屈折させたような個性を持ち、危険で甘美でワンアンドオンリーな魅力に満ちています。

アナログの「LEWIS・FUREY」を入手した後、もちろん2nd、3rdを探しました。
78年に発表された「THE SKY IS FALLING」は80年頃に京都で入手しましたが2ndの「THE HUMOURS OF LEWIS FUREY」は見つける事が出来ませんでした。
その後、3作共がCD化されたのは不覚にも知りませんでしたが、01年に1st、2ndが紙ジャケで再発、今年に3rdが目出度く再発されました。
紙ジャケ2ndの「THE HUMOURS OF LEWIS FUREY」が出た時は本当に嬉しかったですよ、だって探し始めてから20年の月日が経っていたんですもん。ただ、残念だったのは対訳が付いていなかった事かな。

そして彼の声もまた、一種独特で、彼の曲にドンピシャなんです。
が、ところが、同質の声の持ち主がいるんです、しかも、日本人!!!
誰、誰、誰???
はい「加藤和彦」です。80年代のCBSソニー時代の彼の諸作には何処かしらLEWIS FUREY的な香りを感じますが、LEWIS FUREY関連のHPを調べているうちに、この加藤和彦との関連を指摘しておられる方があり、我が意を得たり、とヒザを打った次第。
ただ同じコインの裏表というかネガポジ関係ですけどね。

78年に発表されたこの「THE SKY IS FALLING」を最後にソロ作は発表していません。
これ以降は公私共のパートナーでもある、キャロル・ロールのプロデューサーとして現在まで活動しているようですが、歌手「LEWIS FUREY」の復活を望む声は今も絶えません・・・・
最後に1stの「LEWIS FUREY」は酔人婆爺のコレクションの中でも十指に入るお気に入り盤であることを記して今回の駄文を締めくくります。
んじゃ、またね。

LEWIS FUREY


THE HUMOURS OF
LEWIS FUREY

THE SKY IS FALLING


2003・6・20
さて、今回は今月4年ぶりに訪れました神戸で入手した御宝から1枚紹介いたします。
SKIN ALLEYが72年に発表した「TWO QUID DEAL」です。
69年に1st「SKIN ALLEY」、70年に2nd「TO PAGHAM AND BEYOND」を発表した彼らはレーベルをCBSからナントSTAXに移籍します。
STAXは当時メンフィス・ソウルの名門レーベルでした。
そんなところから白人ロックグループが出たのでビックリですね。
1stと2ndは未聴なんですが、資料によると「ジャズ・ロック的なアンサンブルが素晴らしい」と言う事です。
このアルバムには新たに元ATOMIC ROOSTERのN・グラハムを迎えています。
音的にはジャズ・ロックの余韻を残しながらもFUNKな味付けが素晴らしい出来ですね。
特にベースとドラムのリズム隊がイイ感じで、どっしりとして弾力のあるリズムを叩き出しています。
なんと「FREE SOUL〜THE CLASSIC OF STAX/VOLT」というSTAX/VOLTレーベルのコンピにステイプル・シンガーズ、ドラマティックス、アイザック・ヘイズなどのブラック・ミュージックの有名所と一緒に収録されているんですよ。曲はこのアルバムのB面2曲目「SKIN VALLEY SERENADE」です。
フルートが全面にフューチャーされた、ちょっとプログレっぽいインスト曲です。
もっと他にもイイ曲がこのアルバムにあるのになぁ、と少々不満が残ります。

実はこのアルバム、何故知っているかと申しますと右のジャケットをご覧下さい。
とても印象的なジャケットでしょう?もうカレコレ30年も前、コレを中学校の頃に音楽雑誌の広告で見てからズ〜〜〜とトラウマのように頭の片隅に引っかかっていたのです。
三つ子の魂百までと言いますが、今でも音楽に対する全ての基準は中学生の頃(72,3年)の体験が基準になっています。
今だから言えますが、その頃って言うのはロック全盛期だったんですよね。(苦笑)
そんな時代の空気は山陰の片田舎に住んでいた酔人婆爺にもラジオを通じてビンビンと伝わって来たのでした。

日本版「ローリング・ストーン」が創刊されたのもその頃でした。
このアングラっぽい(当時はそんな言葉も知りませんでしたが)雑誌がどうして田舎町の本屋に置いてあったのか分かりませんが、大好きでした。
特集もなかなか刺激的で、
・ヒッピーなんて殺っちまえ!
・愛する二人のためのラブ・マッサージ
・不当逮捕撃退法 捕まってたまるか!
・ノスタルジー
こんなのを中学生で読むマセたガキで御座いました。
70年代初頭はナンだかよく分からない音楽エネルギーが地球規模で広まった時代だったのではないでしょうか。ロックは全盛期だったし、SOULでは71年にスライ「暴動」、レゲエでは72年ボブ・マーリーがアイランドと契約、SALSAではファニア・オールスターズ全盛、インドネシアではダンドゥットが出来上がる・・・
現在の音楽を否定するワケではありません。
しかし、それなりの年月が経って歴史を俯瞰する楽しみを得られるのはそれなりに歳を取った証拠なのかも知れませんね(苦笑)。
20年後、30年後に現在の音楽がどのように総括されるのか、楽しみですよ。
んじゃ、またね。

2003・6・07
さて、今回はゴスペルです。おっとそこの「あなた」、引かないでくださいね。
今回紹介する音楽はゴスペルといってもメインストリームからはちょっと外れたゴスペルなんですから。
セイクリッド・スティールと呼ばれるこのゴスペルは名前の通りスティールギターが中心となったインスト中心の音楽です。
なんでもフロリダを中心とした或宗派の教会でのみ演奏され、一般の人達の認知度はほとんど零に近いものがあったようです。
それが97年にフロリダの民族学者が採取した音源がレコード化され、初めて驚きを持って「発見」されたということです。
今回紹介するこのアルバムは昨年アメリカのインディで発売されたのですが、それが大手メジャーのワーナーの目に止まってそのままメジャー発売された、という経過があります。発売されるやアメリカ音楽界で話題騒然となり、目出たく今回の日本発売と相成ったのでありました。
それでは紹介いたしましょう、セイクリッド・スティールの期待の星、「ROBERT RANDOLPH&FAMILY BAND/LIVE AT THE WETLANDS」です。(パチパチ)
買って帰ってジャケットを開けると、「あれ?間違ったCDを買ったんとちゃうか。」と勘違するような見開きのジャケット写真。ストリート・ペインティングされたガレージの前でウンコ座りをする、何処から見てもピップホップなアンちゃん4人組です。
しかし、人を見掛で判断しちゃイケナイヨと親に教わった通りでした。
スタートボタンを押して飛び出してくる音は紛れも無いファンキィー魂溢れる音楽でした。たしかに「これがゴスペル??」といった内容です。スティールギターの腕前も、もしもデュアン・オールマンが魔界転生していたら、こうなっていたかも?なんて思わせる力量を彼は持っていますね。一瞬、ハッとさせる場面もあってオススメです。
教会でこんな音楽を演ってるなんて!!観たい、聴きたい、踊りたい(?)。
グループの構成にハモンドオルガンが入っているのも◎です。
実は酔人婆爺はハモンドの音が大好きなんですが、このグループのハモンド奏者のJOHN GINTY君もプレイ、素適です。スティールギターにこれでもか、といった切れの良いフレーズをぶっつけてきます。
またベースのDANYEL MORGAN君もブイブイと屋台骨をささえるブッとい音で自己主張していますが、この3者のバトルが爽快でオッサン、久しぶりに古き良き時代を想ってしまいました。けっして新しい「音」ではありません。しかし何時の時代にも絶えないベーシックな「音」。酔えますよね。
ただチョット残念なのはドラムで、パタパタした音がイマイチです。
録音の仕方にも因るのかもしれませんねェ。
次作のスタジオ録音作も完成しているようですが、これでドラムの音が酔人婆爺的に美味く録れていたら言うこと無し、ですねぇ。
来日の噂もあるようです。期待に胸膨らませてまってます。
くれぐれも東京だけ、なんて事にならないよう呼び屋さん、よろしくお願いしますよっ!
んじゃ、またね。

2003・5・13
前回カミングアウトしたように、ブルーズにはド素人の酔人婆爺です。
今回のSTONES公演、開演前にはブルーズが文字通りガンガンかかっていました。それを聴いて「カッコエエなぁ。」と思ったのですが残念ながらボー・ディドリィーの「モナ」以外はサッパリ分かりませんでした(泣)。
そんな傷心の酔人婆爺が本屋で手に取ったのが、コレ「来日ブルースマン全記録」でした。
ペラペラと立ち読みしたんですが、先ず気に入ったのが数々のブルーズマンの写真でした。
いい顔と言いますか、味があると言いますか、思わず見入ってしまう素適な写真が満載です。
まぁ平均年齢が推定50才をゆうに超えてるオッサン達のオンパレードなんですが、現役感バリバリで「どや、ワシかっこええやろ」っていう声が本の中から聞えてきそうです。
音楽はカッコエエ人が演らんとアカン、というのが酔人婆爺の哲学(?)でありまして、ショボイ奴は所詮ショボイ音しか出せない、というトンでもない偏見の持ち主なのでありました。

で、実はこの中で、実際聴きに行ったコンサートもあるんですよ。
ええっと、ペラペラ・・・・
121頁参照、83年(オオッ、20年前!!!)に来日したPEE WEE CRAYTON&EDDIE”CLEANHEAD”VINSON を12月13日に渋谷ピットインで体験いたしました。
事前にEDDIE”CLEANHEAD”VINSONのアルバム「CHERRY RED BLUES」を買い、予習して行った事を思い出します。
帰りには会場で販売されていたPEE WEE CRAYTONの直筆サイン入りアルバム「MAKE ROOM FOR PEE WEE」を御土産に買いました・・・・今十何年ぶりに聴きながら書いています。
このコンサート以降、どっぷりとブルーズの世界にハマリ・・・なんて事が無かったのは、印象がイマイチだったのでしょう。思い返しても、コンサートのシーンがよく思い出せません(苦笑)。
当時の酔人婆爺はFUNKにゾッコン時代真っ盛りでブルーズは「取りあえず」聴いとかな、っていうノリでした(ブルーズファンの皆さんスミマセン)。
ロバート・ジョンソンのCDが出た時も早速聴いたのですが、今一つピンときませんでした(ブルーズファンの皆さん重ね重ねスミマセン)。
大好評だったロバ・ジョンがダメだったので、ますますブルーズから退いてしまいました。
今から思うと、戦前の非電化で素朴な風情に付いて行けなかっただけで、ブルース全体から撤退(?)することなんかなかったのにね。もったいない事をしました・・

この本には、14アーティストによる14曲入りCDが付いています。14曲すべて来日公演からのLIVEなんですが、いろんなミュージシャンがサンプル的(FOもあり)に楽しめてグッドです。
コレを聴くと今までブルーズを聴いてこなかった事がチョッピリ後悔される名演揃い。
特にJohn Littlejohnの「Kiddeo」が好いねェ。早速彼のLIVEアルバムを注文したいと思います。
彼は昼は自動車整備工場で働き、夜はクラブでブルースギタリストに変身するそうです。

BLUESに思い入れが無い分、好き勝手言ってますが酔人婆爺にとってブルーズは今後のお楽しみです。
40も半ばを迎えて、これからブルーズを聴き込んでいこうかなと思う酔人婆爺で御座いました。
んじゃ、またね。

2003・5・01
さて、今回はブルース界のドンともいわれる巨匠MUDDY WATERSです。
彼のレコーディングキャリアの中でも異色作として名高い「ELECTRIC MUD」(68)を紹介いたしましょう。
私はMUDDYが大好きで・・というのは真赤なウソでして、今までMUDDYを聴いた事ありません(笑)。
そうなんですMUDDY初体験が「コレ」なんです。
だってMUDDYが好きで買ったんじゃないんだよぉん。御目当てはギターのPete Coseyです。
MILES DAVISバンドで彼の活躍は素晴らしく、彼無くして「AGHARTA」「PANGAEA」を頂点とする73年以降のMILESの傑作は無かったと思います。一度聴いたら耳から離れない彼独特のギターの音色をこよなく愛する酔人婆爺なのでありました。
このアルバムでも彼のギターが炸裂しています。オススメは4曲目「SHE’S ALRIGHT」ですね。
イントロからzzzzzizzzizizzzz(こんな感じですが、要するに言葉には出来ません)という独特のトーンが登場です。イイですねェ、たまりませんねェ。

STONESファンにもスペシャルな曲が2曲も用意されています。
「LET’S SPEND THE NIGHT TOGETHER」、67年に発表されたSTONESの代表曲ですね。
原曲は青年らしく明るいナンパソング(?)なんですが、MUDDYが歌うと雰囲気が豹変します。粘っこいリズムに絡む彼の歌もまた、粘っこいんですよね。油ギトギトの大人の不倫ソングに様代わりです。
初めて聴いた時には「こりゃ、凄いわ」と感動いたしました。STONESカバー曲は数多くありますが、間違いなく上位にランクアップされる名カバーだと思いますよ。
「MANNISH BOY」、79年に発表されたSTONESの傑作LIVEアルバム「LOVE YOU LIVE」のアナログでは3面目、通称「エル・モカンボ」サイドで演奏された曲です。
おもしろい事にMUDDYの演奏の方がロックっぽいですよね。逆にSTONESの演奏の方がブルーズっぽいじゃないですか。特にミックのハープが好い味を出しています。彼のハープの音色が酔人婆爺は大好きで、密かにミックを稀代のブルーズハープ奏者だと思っています。皆さんは如何ですか?
で、今回の来日公演では、伝説のエル・モカンボから26年を経てMANNISH BOYが横浜・東京・大阪で1回ずつ披露されました。
特に横浜ではミックのハープが冴え渡って身震いするような体験が出来た事は一生の思い出です。

で、Pete Coseyネタに戻ります。
MILES DAVISの自叙伝には興味深い記述が、ここかしこに散りばめてあるのですが、マディ・ウォーターズに関する記述もあるんです。
「オレはいつでもブルーズが大好きで、演奏するのも好きだが、その頃マディ・ウォーターズやB.B.キングを聴きながら、どうしたらああいうボイシングを俺の音楽に使えるだろうかと考えていた。」
「マディ・ウォーターズは、シカゴにいる限りはいつも聴きにいっていた。」
「彼がやっていることの一部をオレの音楽の一部に取り入れなければならないとわかっていたからだ。」
以上「マイルス・デイビス自叙伝U」宝島社よりの引用なんですが、凄い入れ込みようですよね。
ここで酔人婆爺の想像なんですが、きっとマイルスはマディのバンドで演奏しているPeteを聴いたのではないでしょうか。そして間違い無くこの「ELECTRIC MUD」も聴き込んだハズです。
そしてマイルスは決心するのでありました、「Peteが欲しい・・・」と。
「ピートは、オレが欲しかったジミ・ヘンドリックスやマディ・ウォーターズみたいなサウンド」(自叙伝)を出していたとマイルスに言わせたPete Cosey。
75年に当時のマイルスが沈黙に入って以降は83年にハービー・ハンコックのアルバムに参加して以来、消息が伝わってこなかったのですが、2001年の発表された坂田明の「フィッシャーマンズ・ドット・コム」というアルバムに参加して、今も尚アノ素晴らしいギターが健在であることを我々に誇示してくれました。
当時、雑誌にアルバム評が出て、Pete Coseyの参加を知ったときの喜び、さっそく取り寄せて聴いた時の感動は忘れられません。

STONESとMILES、酔人婆爺のフェイバリットな音楽家を結びつけるこの「ELECTRIC MUD」。
世評が賛否両論であったとしても、酔人婆爺にとっては永遠の名作の一枚に変わりは有りません。

2003・4・13
東京で購入したアルバム第2弾。African Music Machine「Black Water Gold」を紹介いたしましょう。実はこのグループはファンク/レア・グルーヴ好きの間では結構有名らしいです。(私は全く存じ上げませんが。)レアな7"を集めた編集盤だそうです。
もしアナタがFUNK好きならまず1曲目で即KO!凄いですね、ベースラインが軟弱な腰を直撃ですよ。残念なのはAB面で8曲トータル30分弱の収録時間ですが、音源がコレだけしか残っていないのかナァ。前回紹介したELECTRIC CHURCHにしろ、70年代には垢抜けなくってカッコイイFUNKバンドがゴロゴロしたんですよねぇ。
まさかFUNKが滅びるなんて、あの栄光の70年代にいったい誰が想像することが出来たでしょうか??
当時2大巨頭だったEW&Fは最近マイナーから過去のLIVEを出し、P-FUNKはここ数年アルバムは音沙汰なし。P-FUNK総師のジョージ・クリントンはPRINCE組で頑張ったり、昨年のFUJIロックでも元気な姿を見せていましたが、アルバムマーケットとは無縁ですよね。
大好きなBOOTSYもセッションばかりやってないで、自身のアルバムを出してほしいなぁ。
あのエッチなジャケットで未だ純真可憐だった酔人婆爺に買うのを躊躇させたOHIOプレイヤーズは何処へ?(しかし、スキンヘッドの黒人女性+SM的演出ジャケットってアナログで持っていたいですよねぇ。)
カメオって覚えておられます??って書いていると何だか泣けてくるのは酔人婆爺だけでしょうか。
75年にアメリカンツアーを開始したSTONES、そのサポートメンバーにはキーボードにビリー・プレストン、パーカッションにオリー・ブラウンという強力ブラックミュージシャンを擁し、ファンキィでダイナミックにロックしたのでした。時代を見る目が確かなミック・ジャガーが抜擢した両名です。その時代はSTONESといえどもFUNKの影響抜きには語れなかったのです。
HIP-HOPにその栄光の座を奪われたFUNK、しかし今もアメリカの田舎のライヴハウスなんかでは、夜な夜なFUNKの宴が繰り広げられているのではないでしょうか。

ふぁんきぃや ツワモノどもの 夢の跡。

2003・4・01
今回STONES公演の為に東京へ行って、入手してきたアルバムを紹介いたしましょう。
V.A.: Welcome To The Newsroom
CDウォークマンで聴いた時には、特に高音がきつくてチョット困ったんですが、家でかけるとそれ程気にならない程度です。なんと25年前のテープがガレージから発見されたという発掘音源っていうことで、音が劣化してるのは大目にみてください。
このCDには3組の演奏が収められています。
・ELECTRIC CHURCH 4曲収録。 オークランドのFUNKバンドで、インナースリーブにメンバーの写真が載っているのですが、メチャかっこいいです。田舎の兄ちゃんが7人集まって「一丁やったろか!」的な雰囲気出しまくりです。たった4曲っていうのが本当に惜しい。ドラムとベースがファンキィなグルーヴをブリブリと弾き出します。今度単独アルバムを探してみようと思いますが、どなたかELECTRIC CHURCHをご存知の方はおられませんか??

・PAUL TILLMAN SMITH 8曲収録。こちらはがらりと変わってメロウFUNKなゆったり目のグルーヴなんですが、これがまた垢抜けないんですよね。特に「COUNTRY FLOWER」っていう曲がお気に入りです。この後、彼は「ヴァイタミンE」(健康的な名称ですね・・笑)というグループで77年にアルバムを発表しているそうです。恐らくコレくらいの実力を持ったグループやシンガーはアメリカには星の数ほども存在するんでしょうね。何らかのチャンス、それをモノにしたホンの一握りの幸運なグループがスターの階段を駆け登って行くんだろうなぁ、とシミジミ想う酔人婆爺で御座いました。今度「ヴァイタミンE」のアルバムをチェックしたいと思っています。

・PLIGHT 1曲収録。音悪し、しかしマンマJB'SなFUNKチューンには笑ちゃいますね。音が悪い分、強暴なFUNK魂が剥き出しに成って襲い掛かってきます。もうちょっと演奏を聴きたいです。なんでもクラブ廻りでR&Bナンバーを演奏していたんだそうです。こんなバンドを聴きながら飲んでいると酒も進むでしょうね。

コンピレーションの楽しい所は1枚のアルバムで何度も美味しい、っていう所じゃないでしょうか。特に今回のようにサッパリ分からん人達を集めてあるのはリスクも大きいですが、当たれば次に繋がっていくので末広がり的な楽しみがありますね。
こんな掘り出し物がヒョッコリ手に入るんですから、レコ屋巡りは止められませんねェ。
んじゃ、またね。


3月は怒涛のSTONES月間でした。
「東西音楽膝栗毛」はお休みさせていただき、代わりにと言ってはナンですが、
「転石楽団追っかけ珍道中」をお楽しみください。

2003・2・25
さて今回は皆様を中近東の国「トルコ」へご招待いたしましょう。
トルコの音楽って実は全然知りません(爆)。文献によりますと色んなジャンルの音楽があって「大衆音楽の宝庫」といわれているようです。しかし、いわゆる民族音楽みたいなのは紹介されていますが、ヤング(死語?)の聴く音楽についてはサッパリ分かりませんね。
今回入手したのは、おそらくヤングも愛聴しているであろう、しかしオッサンはもっと嬉しい(?)に違いない謎の音楽、ベリーダンスです。
ベリーダンスっていうと、女性ダンサーがクネクネと悩ましく踊るエジプトの舞踏の事を思うのですが、さてトルコのベリーダンスとは如何に?
こんな訳わかんないCDをどこで買ってるの、と言われるんですがモチロンねっと通販です。
東京に非西洋圏の音楽に強いレコ屋がありまして、そこのHPを漁ってネタCDを入手しています。
オススメCDにはキャッチコピーが付いていて購買意欲をソソリマス。このCDのコピーキャッチは・・・
「ミッション・インポッシブルのベリーダンス・カヴァー収録!
ベリーダンサーはマストのアルバムです!

ハレムから始まったベリーダンスの打ち込み化ですが、日本人からするとイケイケすぎてキツイモノがあったんですが、美人ベリーダンサーZUMREの初アルバムはずいぶんとイイバランスです。金属カスタネットとダルブッカの伝統的なビートはそのままに比較的薄味にハウス、トランス、ブレイクビーツ化しています。」
如何ですか?皆さんはこの文章を読んで購入する気になります??
私はYES、だからこそこのCDが我が家にコレクションされているんですよね。しかし、思い違いだったのが、「美人ベリーダンサーZUMRE」さんは歌も歌っているんだと勝手に解釈していましたが、前編インストのダンス音楽でした。ようするに「美人ベリーダンサーZUMRE」さんの「持ち歌」ならぬ「持ちダンス音楽」だったんですねぇぇ。で、気になる「美人度」なんですが、はっきり言ってスゲー美人です。ブックレットを見ると叶姉妹を少しトルコ風にした(??)感じで首から下はモロ叶姉妹です。しかし凄いのは2枚目のプロモーション・ビデオ集VCDでしてPC上で鑑賞できます。例のキャッチコピーには次のように書いてありました。
「二枚目は50分に及ぶプロモーション・ビデオ集VCD。ほとんど裸に近い衣装でZUMREが踊りまくってます。」ひえぇぇぇ!!んじゃ、またね。

2003・2・20
書き込みがスッカリ遅くなってしまいました。
と言うのも、実は今年に入ってまだ1枚もアルバムを買っていなかった事や前述のSTONES来日騒動のお陰で更新する機会を無くしてしまったのでした。
やっと今回入手したアルバムを紹介いたしましょう。
「ZAPP Y」です。全作Xが89年発表ですからナント14年ぶりの新作なんですね。しかしこの間には91年にはリーダーのロジャーのソロ作「bridging the gap」が発表されましたが、99年にはナント射殺されるというトンでもない事件に巻き込まれるのでした。実は酔人婆爺は彼の直筆サインを持っていることがチョットした自慢だったのに・・
2002年にはロジャーの甥っ子のルーファスが素晴らしいデビューアルバムを発表しています。
いよいよ本家が満を持して(?)発表した今回の新作は?
ZAPPといえば「トークボックス」なんですが、やはり先人ロジャーとは差がありますよね。感情の込め方がイマイチかな。ロジャーのトークボックスには華があったよなぁぁ、と遠くの山並みに視線を移す酔人婆爺なのでありました。で、これが全編ダメかといえば、全くそんなことは無くて最近の愛聴盤です。
ミディアムスローの曲がほとんどなんですが、これが本当に気持ちイイィィんですよね。
生ボーカルの生かし方が上手くて、しかもボーカル陣が良い味を出しています。
最近の男性R&Bは変にミディアムスローばっかでチョット聞き飽き気味だったんですが、このリズムはOKです。「打ち込み」の曲も多いんですが、全く気になりません。最近肩こりが酷いんですが、これを聴いているとユックリとコリが楽になっていくような気になります。みなさんも如何?
是非次作は全編にボーカルを押し出して、ミディアムファンクな傑作を発表して頂きたいです。

2003・1・29
さて今回はストーンズ来日記念企画といたしまして、関連アルバムを紹介いたしましょう。
「Bill Plummer And Cosmic Brotherhood」という71年に発表された、バンド名からして怪しい、しかし内容は素晴らしくてヘンテコリンなアルバムです。
ストーンズとの接点は彼が「メインストリートのならず者」にベース参加しているんです。
といっても、まさか全曲参加する訳もなく、「 Rip This Joint」「Turd On The Run」「All Down The Line」の3曲だけなんですが・・・
しかしこの3曲に共通するのは、いずれも素晴らしいジャンプナンバーだという事ですよね。
「Rip This Joint」はアルバムバージョンのノリは最高なんですが、72年のアメリカツアーでは演奏される順番がラストのハイライトの直前ということもあり、なんだかドタバタとした演奏で酔人婆爺の好みではありません。
「Turd On The Run」は名曲揃いのこのアルバムでは地味なポジションですがミックのハープもブルージーな隠れた名曲だと思いますよ。未だLIVEでは演奏されていませんが、是非小さい会場で聴いてみたい曲ですねぇぇ。
「All Down The Line」は言わずと知れた大大名曲です。95年の東京ドームで初めて生演奏で聴いた時の鳥肌が立つような感動は忘れられません。
この曲を含む「メインストリートのならず者」のアナログD面(アナログでは2枚組)は「ロック名盤片面大賞」があったなら間違いなく入賞ですよね。因みにD面は「All Down The Line」「Stop Breaking Down」「Shine A right」「Soul Survivor」という眩暈を起こすような素晴らしいラインナップでした。是非皆さんも聴いてみてくださいねぇぇ。
このアルバムの存在を知って以来、気にかかっていたのですがナカナカ手に入れる機会が巡ってきませんでしたが、ネットで昨年無事ゲットいたしました。
他にどんなリーダー作を持っているのか、客演しているのか、彼についての知識は全く持っていないので、一体どんな音が飛び出してくるのか、興味深々、怖いもの聴きたさ(?)でレコード針を降ろしました。
割と真っ当なJAZZですね、といってもかなり構成が変ですが・・
印度寄りのJAZZあり、変哲のない8ビートあり、印度風ムードあり、要するに素晴らしい内容なんですよね(爆笑)。こんなアルバム、本当に酔人婆爺は大好きなんです!
70年代初期にはこんなヘンテコリンなアルバムが洋の東西を問わず、色々発表されていたんだなぁぁと感慨に耽る酔人婆爺なのでありました。
んじゃ、またね。

2003・1・6
昨年6年ぶり!に来日したプリンスは全国7都市で素晴らしいコンサートを繰り広げました。
今回はインターネットの普及によって彼のファンサイトは連日凄まじい書き込みで埋め尽くされ、リアルタイムの来日情報が飛び交ったのです。
まず来日を知ったのも、チケットの先行予約の情報もすべて彼のファンサイトで情報を得たのでした。(おかげで大阪城ホールアリーナ8列目!でした)
まさにインターネット時代ならではの楽しさを享受した数週間でした。

私は大阪公演に参戦しましたが、アンコールを含めて本編3時間の大熱演でございました。
過去5回来日し、その内4回に参戦している酔人婆爺でございますが、今回ほど感動したことはありません。不覚にも「パープルレイン」で涙を浮かべてしまいました・・・
サックスにはナント元JB'Sのメイシオ・パーカーがゲストに入っていました。
彼だけでも単独公演が打てるほどの実力者です。プリンスも彼に最大級の敬意を払っていることが良くわかりましたし、メイシオもそれに答えて素晴らしい演奏でした。開演そうそう客席からホーンを吹きながら登場した彼を見た途端、鳥肌が立ったのはいうまでもありません。
前回も会場は同じく大阪城ホールでしたが、若干の不満を残した前回とは打って変わって彼独特の素晴らしいギターの腕前をコレデモカ!と披露し、最後は客電が点く中アコギ1本で歌ってくれました。
過去体験した数々のコンサートのなかでも傑出したコンサートでございました。

で、今回紹介するのは3枚組!というボリュームのプリンス初のライブアルバム「ONE NITE ALONE..LIVE」で、2枚は今回のワールドツアーからの収録、1枚はアフターショウからの収録です。
ご存知のようにプリンスは一般のコンサートが終了した後、小さな会場でアンコールライブのような演奏会(これを「アフターショウ」と言います)をひらく事があるんですが、その内容は色んな資料で見るがぎり本編よりも凄いんじゃないかと思うんですよね。
やはり本編のコンサートともなるとヒット曲も演奏しないといけないし、全体の構成も考えないといけない、ところがアフターショウは、カバー曲あり、延々と続くアドリブありと、やりたい放題し放題状態です。
残念ながら、今回の日本公演ではアフターショウは実現しませんでしたが、このCDでその片鱗を垣間見ることが出来ます。
以前よりプリンスのギタリストとしての腕前を高く評価していた酔人婆爺ではありますが、今回のアルバムでもココソコに素晴らしいギターソロが爆発しています。ジミ・ヘンドリックス直系の彼のフレーズはノイジーな中に凛とした美しさを感じます。
ギタリストとしての彼は差ほど話題になったことはありませんが、今こそ!(ここで一回拳を突き上げます)彼のギタリストとしての才能を声を大にして語ろうではありませんか!!(ここで机を叩く)
ということで、んじゃ、またね。